ブロック増殖関連 手抜き解説

もうまとめるのがめんどくさくなったので必要な情報を適当に羅列していきます。

なお、以下ではブロックによる反発を受けないぎりぎりの場所をめりこみ0ピクセルとして、
そこから○ピクセル先に進んだことを○ピクセルめりこみと表現しています。


１．持ち物でブロックを叩く条件
・持ち物が上昇中にブロックに下から触れる。(ジャンプ台以外、速度-8以下？)
・x速度が0以外のときにブロックに横から触れる。(ジャンプ台、甲羅以外)


２．ブロックが増える条件
持ち物のx速度が0のときにブロックに7ピクセル以上めりこんで叩く。
横からぶつけた場合は速度が0にならないため無理。
また、条件を満たしていてもできるときとできないときがある模様(詳細不明)


３．ブロックの増える方向
持ち物がブロックにぶつかったあとにどこへ押し出されるかによって決まる。
x方向のめりこみが7ピクセル以上10ピクセル以下なら横方向、
ｙ方向の下からのめりこみが15以上16ピクセル以下なら上方向、
両方満たしてるなら斜め上方向に増えます。
下方向はまだよくわかってませんがレイヤー2(ドーナツ平野2などにある動く地面)が影響しているようです。


４．テクニック
・ブロック逆方向増やし
マリオが少しブロックにめりこみつつ持ち物を上に投げれば
右から投げてブロックを挟んで左に増やすことや逆に左から投げて右に増やすことができる。


・横にブロックがある状態で横方向に増やす。
邪魔くさいけど普通に増やせます。









・ブロック高速増殖
逆L字の角に持ち物を投げ入れるとブロックが高速で増え続けます。
これは①ブロックを叩いた反動で落下(初速16)。
②持ち物が速度8以上で接地する。
③反動で少し(初速-8)で上昇する。
④このときブロックに触れてブロックを増やす。
⑤①に戻る。
を高速で繰り返してるために起こります。
下キーを押しながら離すことによりブロックの角に引っ掛けたり、
置いてある持ち物が自然にブロックの間にめりこんだりした場合は、
ブロックを叩く反動が得られないため速度が0になってしまい、ブロックを増やすことはできません。
逆に投げ上げることによりブロックの間にめりこませることができれば、
逆L字の地形でなくても成功します。

さらにブロックの外に押し出されるまでは上のループが続くので、逆L字の角に投げ入れ、LRでスクロールさせることによって、持ち物を叩けるブロックのある位置まで持っていくとそのブロックを高速増殖させることもできます。







・上からブロックを増やす。
まあ厳密には下から増やしてるんですが。
持ち物をある程度の高さから落とすと接地したときに反動で少し上昇します。
このときにもブロックを叩くことができ、ブロック増やしもできるので、
あらかじめクルクルブロックを回しておき、回転が止まる瞬間に持ち物を落とせばクルクルブロックを増やすことができます。
(クルクルブロックの下にブロックがなければならない)


・遠隔ブロック増殖
ブロックに7ピクセルめりこませることができればマリオがブロックから離れていても、ブロックを増やすことができます。
7ピクセルめりこませるには持ち物の速度が-97以下(上向きに97以上)である必要がありますが、甲羅を投げ上げたときの初速が-112なのでなかなか厳しいです。
持ち物のy速度は毎フレーム3ずつ減速していくので速度-97になるまでに6フレームしかありません。
また、この間の持ち物の移動距離は約39ピクセル(約2.5マス)なので
ブロックの下39ピクセル以内でしか成功しません。
さらに、サブピクセル単位の調整も必須なので安定して成功させるのは難しいです。